あんまり楽しい話じゃないんだけど、同級生が4月に亡くなったそうで。


フェイスブックをしている親友がその情報を聞きつけて教えてくれた。

その中で親友が「御香典をしよう」と提案したところ見事にスルーされたようだ。


思い出話に花が咲いていたものの、親友が提案するまでは、御香典の話は全く出ていなかったようで、いい大人が20人も集まって具体的な話ひとつ出ないことや、スルーされたことにびっくりしたと言ってた。


まぁわからなくはないけど。。。

御香典を皆から集金するのは面倒だろうしね。。。


がしかし、「たくさんで家に行ったら迷惑だ」とか「御香典送ったら御香典返しとかに気を遣わせる」とか話しが出ていたようだけど、、、そうやってきれいごといって、何もしないってことは、結局何も感じなかった、興味がないってことだと思うと親友は言ってた。

「面倒くさいから何もしない」って言ったら反感買うからきれいに言い訳してるだけだ、とも。


これ読んで、私はいい親友をもったなぁと改めて思ったわ。


彼女は私の祖母が亡くなったときに、友達に声かけてお通夜に来てくれたし(昔私が好きだった男子も連れてきてくれるという、すごいサプライズもあったり)、父が亡くなったときも、お花を送ってくれて、法事のときもお菓子を送ってくれた。

お花も嬉しいけど、気持ちが嬉しいよね。

何より母が喜んでくれた。「いい友達をもったね」と。


お祝い事はめでたいことだから、祝ってくれるし人も集まるけど、お悔やみのときって変に気を遣うことが多い気がする。

でもそういう時こと逆に集まるというか、何かすべきというか、何かしたいと私は思ってる。

自分がしてもらって嬉しいって身をもってわかったからね。


きっとみんな大切な人をまだ亡くしたことがないから想像つかないのだ、という結論にいたった。二人で話しながら。

頭いいエリートばっかりなんだけどねぇ、と親友は残念がってたけど、こういうときこそ人格が出るとも思う。


とにかく、12歳のときに、その親友と出会えたことに感謝するよ、うん。