文字を書きたい欲が止まりませぬ。


秋だからだろうか。3連休で余裕があるからだろうか。

あつーーい夏が終わったからだろうか。


ま、そんなことより、次のシーズンが始まったら忘れてしまうであろう、でも忘れたくないことをつらつらと。


5月5日。だったかな。春の八甲田。

ロープウェーが動かなくて、下から登ったあの日。

幻のかぐらメンバーが集結したあの日。


1月にヒトリストで行った八甲田で仲良くなって、プライベートツアーに誘ってもらったSさんと、あんな風に滑りたいでも滑れない、心の師匠Mさん、そして八甲田フレンズのTさんと同じツアーで。


行く場所はひとつ。

Mさんは一人孤高の道を。誰も選ばないルート。でも誰よりも早く(そういうところに心ひかれる)

Sさんは相方のNさんと一緒に。まったりと。

Tさんは最初はNさん達と談笑しながら、後に一人で。

そして私。体力も技術もないので、ガイドさんの後をえっちらおっちら。


目的地はひとつ。でもルートはバラバラ。


みんながバラバラに登るのを後ろから見ながら、なんかいいなぁと思った。

自由に楽しく登る。そして滑るときは一緒。

このメンバーはかぐらを一緒に滑ろうとしていたメンバー。

雪がひどすぎて、高速が止まる前に、と、Mさんは滑らず帰ってしまったので、この日が全員一緒に滑れた唯一の日。


滑りはもちろん楽しかったけど、登りも楽しかったんだよ(体力のない私には珍しく)


ボードの相方は、「スキーチームがてんでバラバラに登っていくからびっくりした!協調性なさすぎ。スキーやのに」と言ってた。

確かに。品行方正のイメージがあるもんね、スキーは。


ボードは滑りは自由だけど、登りはみんな一緒だもんねー。ルート外すとしんどいからねー(笑)


ま、春だし、視界いいし、こなれたメンバーだしね。


こういう自由さが、何よりも私にとって大事だと気付いたのでした。

だからやめられない。